もっと稼ぎたい


みなさんこんにちは。

私を含め、周りには「もっと稼ぎたい」と言っている人が多いです。
(特に借金返済中の方は)

そこで思った事をシェアします。





人の心というものは、自分にとって都合のいいように、
『事実』『現実』というものを歪めて解釈していると思います。


『いつまでも幸せに暮らしました』
 ⇒ 変化せずにこのままダラダラと生きたい

『コピペでラクに稼げます』
 ⇒ 努力(行動)せずに望みを実現したい


どちらも、人の心のひだにぴったりと吸い付く、魅力的なコピーだと言えます。
でも、そういう表面的な部分ばかりを見て、短絡的に考えて、反応的に行動する、
そんな生き方からは卒業する必要があります。


ものごとの背景にあるものを読み取り、
感じ取るための『感性』を磨く必要があるんです。


『ラクに稼げます』
『ラクに望みが叶います』


これらの言葉は、『ラクをしたい』『変化せずにいたい』という、
あなた自身も意識できていないような、無意識の願望にマッチしているため、
あなたの心を強く惹きつけてしまいます。


無意識の願望とは、あなたの潜在意識の中、
心の深い部分に形成された、『過去のパターン』、すなわち、
あなた自身の『カルマ』があなたに見せている『幻想』とも表現できます。


こういう『人の心のしくみ』を理解した上で、
表面的な言葉の背後にある事実も知っておく必要があります。

背後にある事実とは、
『スイッチが入った人はプロセスを楽しめるようになる』ということです。


少し考えれば納得してもらえると思いますが、
『ラク』というのは、『作業量が少ないこと』ではありません。
あくまで、人の『主観』によってつくられる感覚なんです。


長時間、アタマを使わない単純作業をすることが、
とてもラクに感じる人もいれば、
ものすごく耐え難い苦痛に感じる人もいます。


この『感覚』は、その人が人生の中で、魂の成長の過程の中で、
どういうステージにいるのかによっても変わってきます。
『魂の成長』というといささかスピリチュアルな表現になってしまいますが、
要は、人間的な成長だと考えてもらえばOKです。


人生の中で、『恐れ』と十分に向き合えていない人は、
行動の動機のほとんどが、『苦痛や恐れの回避』になります。
そういう人は、『作業量が少ない』という意味での『ラク』を求めてしまいがちです。


『作業量』『行動量』をこなすことに対して、
十分な成功体験の記憶が結びついていないので、
『行動量が多いこと』=『苦痛』と解釈してしまうということです。


逆に、それなりに人生経験のある人は、
どこかで自分自身の『恐れ』と向き合い、
それを克服(受け容れ、認める)します。


そうなると、人生における行動の動機は、
『苦痛や恐れの回避』よりも、『快楽の追求』の方にシフトしていきます。


そのステージに達すれば、
自分の過去の経験の中から、たくさんの成功体験を掘り起こせるので、
『作業量』『行動量』をこなせばどういう『成功』を得られるのかが、
肌感覚でわかってきます。



言ってみれば、『苦が苦でなくなる』ということです。
『苦』がなくなるから、『楽しい』とか『ラク』しか残らなくなる、
ということなんです。



何のために、仕事をするんですか?

何のために、お金をためるんですか?


そして、

何のために、借金生活を脱出するんですか?

何を変えたら、借金生活を抜け出せるあなたになれますか?


答えはすでに、自分の中にあると思います。


私は個人的に、言ってること=やってることの人は、
今まで会った中で20%いません。


本気かどうか?


だけですよね(・∀・)b


少し長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。