借金で生活が苦しい

私が借金で生活が苦しい時に、
迷走しながらもやってきたことです。


>>借金で生活が苦しい時の改善法



過去外務省に入省して在英、在ロ大使館に勤務後、
本省国際情報局分析第一課で主任分析官として活躍された、
佐藤優さんの「借金で生活が苦しい時の心構え」
にとても感銘を受けました。

『国家の罠』『読書の技法』『日本国家の神髄』
などの著書を出版されています。


薬丸岳さんの小説『友罪』の登場人物、
美代子のこんな発言です。


「わたしが自分の過去に縛られて苦しんでいるときに、
 鈴木さんはこう言ってくれたんです。

 逃げ回ることなんかない

 別に何か悪いことをしてないんだから、
 逃げ回ることなんかないよって。

 あなたも自分がやったことが正しいと思うなら、
 逃げることはないじゃないですか。

 逃げるっていうことは自分のやましさを認めている証拠よ」
(『友罪』505~506頁)


これは私にも当てはまるんですが、
借金生活苦の時は周りの知人に合わせる顔がなくて、
交流を避けていました。

「こんなはずじゃない!」

という変なプライドから自分を守っていただけでした。


でも生活がどうしようもなくなったとき、

「本気で借金完済しないと!」

と腹決めした時からこのプライドはなくなり、
人に素直に頼って自分をさらけ出せるようになりました。


そうすると自然と、

生活状況は良くないけど良くなっている未来の自分

で堂々と人と接することができるようになりました。


未来を決めた瞬間だったと思います。


『友罪』の一節と冒頭の私の体験談は、
こういった心境の変化で繋がっているなと思いました。