宮本武蔵 名言


おはようございます!
今日は割と暖かくてイイですね。

吉川英治著『宮本武蔵』の中から、
仕事や自分自身に関わる素敵な言葉を見つけたのでシェア致します。


第十巻の冒頭、一部引用ここから-----------------------------




どう生きるか悩んだ武蔵が、師と仰ぐ愚堂和尚の後を追い、
悩みを解消する言葉をもらおうとする。和尚に乞うが無視される。
ついに旅する和尚の後をついてゆく。
何日経っても言葉はおろか、振り向いてもくれない。
痩せてシラミまみれになり、寺の入り口に寝る日々が続く。
ある日ついに和尚にすがった。
「お言葉を!」。すると和尚は土下座する武蔵の周りに、
小枝で円を描いて結んだ。それだけするとスタスタと去っていった。

武蔵は「おのれ…俺がこれほど苦しみもがいているのに、ひと言もくれない」
と怒り狂って手を振り回す。
すると自分の影が狂い、悶えているのを見た。
その影が映る地の上には、和尚の引いた円があった。
円は丸い。どこまでも丸い。円は天であり地であった。
影はもがき苦しんで歪んでいるが、天地は何事も無いようにひたすら丸いのである。

武蔵は気づいた。もがくのは影に過ぎない。自分の実体ではない。
実体は何も変わっていない。影が円の内と外で乱れているだけだ。
影の苦しみに惑わされているだけだ。
こう悟ると、武蔵は苦悩から逃れることができた……。


第十巻の冒頭、一部引用ここまで-----------------------------


結局答えは自分の中にありますし、
周りと比較したり、嫉妬・妬みなどが自分を見えなくしてますよね。

よく、稼ぎたい!ビッグになる!といいますが、
個人的に大切にしているのは、「どんな自分でいたいか」です。

与えたものが自分に返ってきますし、
私は人に必要とされる自分のクオリティを上げ続けていきたい。
そしてそれは目に見える結果として、収入に反映されます。

だから私は稼ぎたいです。

お金は欲しい・大切は、もちろんですが、
まずは自分が市場(人)から必要とされるよう、日々感謝しながら生きたいですね。

朝から語ってしまいましたがw
お読みいただき、ありがとうございました(^∀^)b