火垂るの墓 お金持ち

みなさんおはようございます!

火垂るの墓 お金持ちに関して、
宮崎駿監督はインタビューでこう語っていました。

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『火垂るの墓』にたいしては強烈な批判があります。
あれはウソだと思います。

まず、幽霊は死んだ時の姿で出てくると思いますから、
ガリガリに痩せておなかが減った状態で出てくる。


それから、
巡洋艦の艦長の息子は絶対に飢え死にしない
それは戦争の本質をごまかしている。

それは野坂昭如が飢え死にしなかったように、
絶対飢え死にしない。


海軍の士官というのは、確実に救済し合います、
仲間同士だけで。

しかも巡洋艦の艦長になるというのは、
日本の海軍士官のなかでもトップクラスのエリートですから、
その村社会の団結の強さは強烈なものです。


神戸が空襲を受けたというだけで、
そばの軍管区にいる士官たちが必ず、
自分じゃなかったら部下を遣わしてでも、
そのこどもを探したはずです。


それは高畑勲がわかっていても、
野坂昭如がウソをついているからしょうがないけれども。

戦争というのは、
そういうかたちで出てくるものだと僕は思いますけどね。


だから、弾が当たって死ぬのもいるけれど、
結局死ぬのは貧乏人が死ぬんですよ。

稲葉振一郎「ナウシカ解読」インタビュー
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まあ映画なので仕方ないですし、
これを「フィクションです」と書くのも、
日本の歴史上おかしい。


火垂るの墓はそれはそれで、
感動できますし、

先日も再放送されるくらい、
視聴率が取れる=国民が見ている

ので個人的にはいいのかなと思いました。


戦争もビジネスですし、
同僚が戦死したら借金も払うくらいとも言われてますもんね(汗