節税好きな会社が「借金まみれ」になるワケ

みなさんおはようございます!

節税好きな会社が「借金まみれ」になるワケ
として、

『会社にお金が残る 社長のための「非常識な会計」のルール』
(著 村形 聡)

さんの内容がためになったのでシェアします。





「節税」する際の基本線は「利益を減らすこと」
ですよね。


利益というのは「売上-経費」なので利益を減らしたかったら、
経費として計上する金額を増やす必要があります。


利益が500万円あった時、法人税率は約40%となり、
法人税額は約200万円となります。

しかし、税金を払いたくないばかりに利益をゼロにしようとするならば、
理屈としては500万円の経費を使えばいいことになります。


しかしここで、
おとなしく200万円納税して、300万円利益を残す方が、
会社のためになるケースが多々あります。


通常企業の資金調達は、

「負債」(借金)
「純資産」(投資家からの出資や内部留保)

となります。


しかし負債は避けたいですし、
中小企業であれば、出身が見込めないケースがあります。
(インフレ対策としての融資は有効だと思います。)

となると残るのは「内部留保」です。


しかし「内部留保 = 利益の一部」ですので、
あまり過多の節税をして利益を削る=内部留保を減らすと、

いざという時に体力がなくなってしまう会社になる恐れがある
とこの本では指摘しています。


確かに納得ですね。


節税したければ経費を使う以外に、

・売上1000万円超えたら別会社を作る
・小規模共済
・倒産防止共済
・法人を社会保険事務所にして保険をかける
・営業車の減価償却で含み資産を作る

など方法はありますから、
やはり税理士や結果を出している社長さんに、
アドバイスをもらうのが賢明だなと感じました。


まだまだ知らないことたくさんありますもんね。


少しでも参考になればうれしいです。